森林室のウラホロイチゲモニタリング調査に参加

毎年この時期、浦幌町内の道有林で、十勝総合振興局森林室による絶滅危惧種ウラホロイチゲのモニタリング調査が実施されます。

当館では、調査が円滑に進行できるよう、対象植物の識別や生態情報の提供、周辺植物の解説などのため、学芸員を派遣しています。

森林内3ヶ所に設置された永久コドラート(調査枠)内に生える、ウラホロイチゲの数を記録していく調査で、類似種との判別などの知識が必要になるためです。

今年は昨年よりもやや少なめ。いっぽう、昨年は少なかったアズマイチゲがけっこう記録されました。

それにしても、今年は寒かった・・・

ウラホロイチゲ。1988年に日本では浦幌町で初めてみつかったことから、発見地にちなみウラホロイチゲと名付けられました。浦幌が国内分布の西限で十勝地方では唯一の生育地。ほかに釧路、根室地方の一部に分布します。

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