博物館の調査研究

浦幌町立博物館では、浦幌町を中心とする北海道東十勝地方と、釧路地方との境界線となっている白糠丘陵一帯の、歴史・文化・自然に関する資料を集めて、調査研究を続けています。資料収集は、浦幌町民をはじめとする地域の方や、地域を研究する研究者の方からご提供いただいたものが大半を占めています。

このほか、学芸員1名を配置して、毎年地域に関する資料の採集や、研究テーマに沿った資料収集を実施しています。

北海道博物館の学芸員によるK–Pg境界の地層剥ぎ取り標本製作(2022年10月24-26日)

浦幌の生活文化史調査を実施

学芸員室での聞き取りの様子(2023年2月2日)

1月31日から2月3日にかけて、浦幌町立博物館では、北海道博物館の尾曲香織学芸員と合同で、浦幌の生活文化史に関する聞き取り調査を実施しました。今回の主な調査の内容は下記のとおりです。

調査は今後も継続して実施いたします。
これらのテーマについて、関連する写真などをお持ちの方や、聞き取り調査にご協力くださる方は、博物館までご連絡いただけましたら幸いです。

・「ガンガン部隊」などと呼ばれる、列車を利用した行商人について。行商人を見たことがある、行商人が家に来ていた時代がある、行商人をしていた方を知っているなど。
・浦幌の昔の結婚式のようすについて
・浦幌の昔のお葬式のようすについて

※この調査は、〔【科学研究費補助金基盤研究】戦後北海道における女性の海産物行商と地域社会:「ガンガン部隊」の民俗史的研究〕の一環で実施しています。

【「元旦に食べたもの」調査】

現代人のお正月の姿を記録に残そうという試みで、浦幌町立博物館では「元旦に食べたもの」の写真を募集しています。
詳しくは下記の「おしらせ」をご覧下さい。

学芸員の調査研究

当館学芸員の研究成果につきましては、科学技術振興機構のResearchmapをご覧ください。

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