
浦幌町立博物館では、ロビーで開催中の「ガサガサプロジェクト展」の展示解説を、4月5日に開催しました。講師は、展示を製作した、浦幌中学校2年生の吉永和正さんです。
町内外から30名近い方にお集まりいただき、吉永さんによる展示の解説に耳を傾けました。
吉永さんは、中学生となった昨年から、浦幌部の活動として森林公園の生物調査などに取り組んできました。その結果を博物館ロビーで、4月末ころまでの予定で展示中です。
今日は、調査の様子、確認した生きものの紹介、次年度への課題などについて、ひとつひとつ丁寧な解説がされました。会場からも、今年度の新たな活動の参考になる、さまざまな質問やご意見が寄せられました。本人の経験・成長の良い機会となり、こうした会場の皆様方のご支援のおかげで、たいへん良い展示解説の時間となったと考えております。
また、ガサガサプロジェクトを担当され、計画から調査まで常に付き添って活動を支援してこられた、十勝うらほろ樂舎の杉浦由記さんからも、最後にご挨拶をいただきました。
自然史研究の基本的な理解の前段階の調査ということもあり、正直なところまだまだ粗い内容で、さまざまなご意見もあったかと思います。
今年も彼の調査は続く予定ですので、博物館といたしましては後方から支援をおこない、自然史研究への向き合い方や内容理解などについて、伝えていける部分をサポートできればと考えております。浦幌部の今後の取り組みにつきまして、引き続き、お見守りいただけましたら幸いです。
ガサガサプロジェクト展」展示解説
日時:2025年4月5日(土)13:00〜13:40
講師:吉永和正(浦幌中学校2年生)
場所:浦幌町立博物館ロビー
協力:浦幌部(うらほろスタイル)
来場者:29名



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