北大生がK/Pg境界のクリーニングに協力

上浦幌・川流布地区の道有林内を流れる茂川流布川に、6600万年前の古第三紀/白亜紀の境目地層「K/Pg境界」があります。この地層が見られるのは、東アジアでは浦幌町だけです。

 
しかし、川を横断するように走行する地層のため、毎年冬の間に上流くる大量の土砂で埋まってしまいます。

このため、これも毎年、最初の見学者の方々と一緒に、クリーニング(表面の土砂を洗い流して地層を露出させる作業)をしています。


今年は6月10日(土)に、札幌から北海道大学理学部の学生さん達4名が見学に訪れ、クリーニングをして下さいました。

写真はクリーニングを終えて、いかにもなポーズで撮影した記念写真。
ありがとうございました!

なお、K/Pg境界への立ち入りには、北海道十勝総合振興局森林室の入林許可が必要です。

また、ヒグマの出没地域でもあります。

このため、個人や団体での見学の際には、博物館で現地をご案内するようにしています。

見学ご希望の方は、あらかじめ日程の調整が必要ですので、早めに博物館までご相談ください。

茂川流布川で見られるK/Pg境界。中央黒色層の右下方が白亜紀層。

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