暑い中の資料整理作業

2025年7月5日は暑い日でした。そんななか、収蔵庫の移転や未登録資料の登録作業を進めました。

かつて当館で博物館実習を受講していた小南光さん(写真)は、帯広畜産大学の博士課程に在籍する大学院生で、文化人類学を研究しています。今年は、収蔵庫移転作業をアルバイトとして手伝ってくれています。かつての実習でも、蒸し暑い吉野収蔵庫の整理作業をやってもらっており、なんだかいつ来ても暑い作業ばかりで申し訳ない限りです。

午前中はときどき休憩しながら作業を進めていたのですが、午後の洗浄や登録作業に入ってからは学芸員も小南さんもなんとなく熱中してしまい、休憩忘れてほぼぶっ通しで作業してしまいました。夕方、地域プロマネが飲み物の差し入れ片手に応援へ駆けつけてくれ、ここでふっと我に返ったら急に喉が渇いてきました。熱中症の危険を考えたら良くない働き方で、以後、十分に気をつけます。

暑い中でもついつい没頭してしまう番号注記作業。プロマネも2回目は美しい仕上がりに。あとはいかに小さく書けるかです。

さて、登録作業では、最後に資料番号を資料本体へ書き込みます。
細い筆で数字を書き入れていくのですが、誰もが読みやすいよう、なるべく無個性な字体で書き入れるのがポイントです。

良い機会なので、小南君とプロマネにも番号注記をやってもらいました。
2人とも初めてで、緊張しながら黙々と書き込みをしています。

それを見ていて「あ、これが没頭してしまう原因だな」と気づきました。この作業、本当に暑さを忘れて没入してしまい、今日みたいな日は気をつけないといかんなと思いました。

ちなみに、仕上がった番号は2人ともまだ個性的です(プロマネは「よく出来た!」と自画自讃してましたが)。2人ともまさに個性的な人なのがよく表れています。

明日もよろしくお願いします。

このくらいの無個性な字体で書き入れるのが良いのですが、実はなかなか難しい。学芸員はもともと無個性なので、割とすんなり書けます。

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