「戦争柄」の着物を展示(NHKニュースで放映)

NHKニュースで放映

78回目の終戦記念日である8月15日18時45分からのNHKニュースで、当館の戦争柄の着物が紹介されました。
NHK北海道のWEBサイトから当面の間、放送を見ることができますのでご覧下さい。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230815/7000060005.html

戦争柄の着物

浦幌町立博物館では、8月6日から終戦記念日の8月15日をはさんで31日頃まで、戦争や平和を考える期間にちなみ「戦争柄」の着物1点を、常設展示室内で展示しています。

「戦争柄」とは、戦闘機や軍艦、戦車などが描かれた着物です。 その由来ははっきりしていませんが、東海大学の乾淑子教授の調査によれば、日清・日露戦争の頃から第二次世界大戦までの50年間(1894~1942)に、日本で製作された着物です。

特筆されるべきは、これらは軍部によるプロパガンダではなく、庶民の間での 「流行品」だったと考えられている点です。戦争が日常的な時代の空気感が、そうした風俗を産み出したと言えそうです。

「新しい戦前」と言われる昨今、こうした風俗が再び流行する世の中になっていくのでしょうか?

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