ヌタベット湿原観察会を開催しました

浦幌町ヌタベット地区(豊北原生花園の手前)に広がるワタスゲの湿原やミツガシワの沼で観察会を開催しました。

最初に「ヌタベット」という地名について説明。もともとのヌタベットは、浦幌十勝川河口右岸に広がっていた沼のことを指していたと思われますが、現在は開水面が閉じ、沼ではなくなっています。

いま私たちがヌタベット湿原と呼んでいる地域は、かつて存在したヌタベット沼よりも南西側の沼とワタスゲの湿原のこと。

最初にワタスゲ湿原を探索してワタスゲや湿原植物を観察後、ハンノキ林を抜けてエゾノコリンゴが満開の海岸林へ出ました。

次に、ミツガシワの池へ移動。あいにくミツガシワの開花シーズン最盛期は過ぎましたが、わずかに残る花を見ることができました。また、ネムロコウホネの黄色い蕾がいくつも見られました。

エゾノコリンゴが満開の海岸林を抜ける。
エゾノコリンゴの白い花びらが散って、林床植物の葉に降りかかっていました。

ヌタベット湿原観察会

【日時】2024年6月8日(土)

【集合】10:00に浦幌町立博物館

【参加者】10名

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