4月29日に、毎年恒例のウラホロイチゲ観察会を開催しました。
十勝・釧路管内から、たくさんの方々にご参加いただきました。
浦幌町字統太と十勝太のウラホロイチゲ群落、毎年最初に開花が確認される防風林、養老の八幡神社(岐阜農場事務所跡地)を巡り、日本では浦幌から釧路にかけてしか見られない希少な植物「ウラホロイチゲ」をじっくりと観察しました。
ウラホロイチゲは、1988年に浦幌町の上厚内や留真で確認され、ロシアのアムール川流域から千島列島にかけて分布するキンポウゲ科のAnemone amurensisであることが判明。発見地にちなみ、和名がウラホロイチゲと命名されました。
浦幌町立博物館では、毎年4月29日(旧みどりの日)に観察会を開催していますが、年々開花のシーズンが早まってきている感じがします。来年あたりは観察会日程を少し早めるかもしれません。
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