- 2023-12-2
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2023年12月2日(土)の13時から、帯広畜産大学の宮崎直美特任助教をお招きして、講演会「人が育てる森をしらべる」を開催しました。
宮崎さんは帯広畜産大学を卒業後、帯広市郊外に広がる都市公園型人工林「帯広の森」の拠点交流施設である「はぐくーむ」に勤務し、地域の方々と共に森づくりに携わってきました。その傍ら、森の変化について研究に取り組まれ、博士号(博士(農学))を取得されて、この春より帯広畜産大学の教員となられました。
その研究の成果は、日本緑化工学会研究奨励賞として表彰されるに至っています。
今回の発表でも、ご自身の帯広での研究から、外来種のオオアワダチソウを刈り取った後の植生変化や、落葉広葉樹林下ササの下にはなぜ樹木の実生が少ないのか?などの話題を、とてもわかりやすく紹介いただきました。
会場には約20名の方々にお集まりいただき、講演後も活発な質問のやりとりがみられました。
終了後は学芸員室で、当館が主催する豊北植物調査会の参加者との談話会が開かれ、最近の植物の話題や、モニタリングサイト1000における調査方法の課題などについて、和やかな情報交換がもたれました。
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