企画展「閉山から70年 浦幌炭鉱」関連事業として、9月23日(月・祝)に、ミニシンポジウム「炭鉱遺産の保存と活用のいま」を開催しました。北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院の鈴木里奈氏による基調講演と、当館学芸員から浦幌炭鉱の歴史や跡地の現状報告などを行いました。
会場からもたくさんの質問が出され、活発なシンポジウムとなりました。
【日時】
2024年9月23日(月・祝)14:00〜(17:00終了予定ですが、都合により早く終了する場合があります)
【会場】
浦幌町立博物館2階 視聴覚ホール https://museum-urahoro.jp/guide/map/
【参加者】
約40名
【基調講演】
鈴木里奈(北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院)
炭鉱と関連のある博物館を訪れたり、炭鉱遺産の観光ツアーに参加したりすると、「私も炭鉱出身です、懐かしい…」と語る人々に出会います。そこに興味を持ち、大学院では北海道空知の旧産炭地を事例に、「故郷を目的地とする観光」について研究しています。
産業構造の転換により移動を余儀なくされた、炭鉱町で暮らした人たち。彼らは、久しぶりに訪れた炭鉱の遺構を目にして、何を思い、何を残していくのか。観光の文化的側面に着目し、当時の記憶の収集や継承のきっかけとなりうる「故郷を目的地とする観光」についてお話します。
【報告・討議】
持田 誠(浦幌町立博物館)
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