![](https://museum-urahoro.jp/wp-content/uploads/2024/04/af01bec7cf8655201b4761a8a4a2610a-1024x768.jpeg)
4月12日(金)より、札幌市厚別区の北海道博物館において、浦幌町から採集されたK/Pg境界の標本が公開されています。同館の常設展示室内にある「クローズアップ」展示で、8月8日(木)まで公開されています。
K/Pg境界は、恐竜絶滅の原因となった6600万年前の隕石衝突の際の地層です。
文字通り黒い線が走っていて、この線を境目に、恐竜のいた白亜紀(Pg)と、恐竜が絶滅したあとの古第三紀(K)に分かれることから、K/Pg境界と呼ばれています。
この地層を地表面で見ることの出来る場所が、現在のところ、東アジアで浦幌町だけです。
たいへん珍しく、学術的にも重要な地層であることから、2022年に北海道博物館により調査が実施され、剥ぎ取り標本の製作がおこなわれました。
この時の様子は、先日発行された『浦幌町立博物館紀要』第24号に、論文として掲載されています。
まもなくPDF公開もされますので、ご覧下さい。
![](https://museum-urahoro.jp/wp-content/uploads/2024/04/b355383130cee688db09266eec22c157-1024x768.jpeg)
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