
浦幌町立博物館はいま、2028年4月以降も法律上の博物館「登録博物館」として継続するかどうか?の決断を迫られています。ここで登録博物館としての継続を選択するということは、浦幌町として、今後も博物館を行政機関として位置付け、人員の配置、予算の確保、施設の維持充実に努めていくことを決断するということを意味します。
昨今の本町における厳しい人口予測、財政状況、各種インフラの更新見通しなどを総合的に考え、博物館を維持していくこと(お金と人員を与え続けて行くこと)が町にとって本当に妥当なことなのか?
①博物館の現状をなるべくオープンな形で公開した上で、②登録博物館制度の意義や国の博物館政策について学ぶ、③本町教育委員会として博物館を教育やまちづくりにどのように位置付け、将来像を描いていくか?の3点から講演や報告をおこない、町民や博物館に関わるさまざまな人々の意見を聞きながら、今後の方向性について議論する場として、シンポジウムを開催いたします。
シンポジウム「浦幌町立博物館の将来を考える」
1.日時
2025(令和7)年9月23日(火・祝日)13:30〜17:00
2.場所
浦幌町立博物館2階視聴覚ホール
3.内容
【講演】
・中尾智行(文化庁博物館支援調査官)・・・博物館政策と登録制度
・上田真弓(浦幌町教育委員会教育長)・・・浦幌町の教育にとっての博物館
【報告】
・持田 誠(浦幌町立博物館学芸員)・・・浦幌町立博物館の現状と課題
【総合討論】
・登壇者3名で討議を行い、その後、会場もまじえて質疑や意見交換をおこないます。
【所感】
・今日の一連のシンポジウムを受けて、教育長が所感を述べます。
4.申し込みなど
申し込み不要・参加無料です。
5.博物館に関するアンケート調査
博物館の存在意義や可能性について問う、簡単なアンケートを実施中です。
下記のサイトからGoogleフォームでご回答ください。
(印刷判のアンケートは博物館で頒布しています)
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