コロナ関係資料が国立歴史民俗博物館で展示中

当館所蔵のコロナ関係資料が、10月8日(火)から、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館へ出張しています。

これは、同館の企画展「歴史の未来〜過去を伝えるひと・もの・データ」で展示されるものです。

今回、同館で展示されるのは、浦幌町民から寄せられた手作りマスク2種類と、十勝の芸術家である村上知亜砂さんが製作した「オオカミのマスク」の3件です。コロナ禍の世相を記録する貴重な資料として、同館からの協力要請を受けて展示されることになりました。

浦幌のような地方町村の資料が、コロナ禍という世界史的な出来事を記録する大型企画展に、資料として展示されることの意義は、たいへん大きいと考えています。

同展は12月8日(日)まで開催中です。

関東地方へお出かけの際には、ぜひお立ち寄り下さい。

詳しくは同館のサイトをご覧下さい。

同展で展示中の坂下禮子さん製作の手作りマスク。物資が不足し、余っていた生地をとりあえず四角く切り、ゴム紐の代わりにストッキングと、ガーゼの代わりのキッチンペーパを使って、急ぎ製作されたもの。
同館で展示中の「アマビエ刺繡のマスク」。コロナ禍では、厄除け信仰のある神「アマビエ」が全国的に人気となり、さまざまなモチーフとして用いられた。
同館で展示されている「オオカミのマスク」。コロナ禍当時は池田町に在住していた芸術家、村上知亜砂さんが製作し、国際的なマスクコンテストで優秀賞を獲得したのち、当館へ寄贈されたもの。

 

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