イネ科植物は、世界三大穀物の米・小麦・トウモロコシに代表されるように、人類にとって最も重要な植物と言えます。雑草として認識され陽の目を見ないその他イネ科植物も、昆虫や草食動物の餌資源として利用されています。イネ科植物は地球上の生物に最も利用されている植物群と言えるでしょう。
しかしながら、多くの生物に貢献している一方で、イネ科植物は華麗な花を咲かせず、その構造も微細なため、鑑賞や観察に向くような人気のある植物とは言えません。
この講演では、そんなイネ科植物に一生に一度は関心を寄せて頂き、色味豊かではないイネ科植物の隠れた魅力を堪能し、イネ科植物を観察するための見分け方のポイントや、研究事例などの話題を提供したいと思います。
講演「地球上で最も重要なイネ科植物を知ろう」
- 日時 2023年1月15日(日) 14:00〜15:30
- 場所 浦幌町立博物館
- 講師 佐藤広行(九州オープンユニバーシティ研究員/九州大学総合研究博物館専門研究員)
- 申込不要・入場無料
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