博物館運営方針

「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」では、博物館の基本的運営方針を策定し公表することが求められています(第三条)。

そこで当館では、毎年度に運営方針を策定しています。

▶2025(令和7)年度博物館運営方針

博物館の設置および運営上の望ましい基準(平成23年12月20日文部科学省告示第165号)にもとづき、2025(令和7)年度における浦幌町立博物館の基本的運営方針を、以下のように策定します。

1.浦幌を中心とする東十勝や白糠丘陵一帯の歴史、文化、自然の資料保存拠点、研究拠点、情報発信拠点として活動を展開します。

2.博物館法にもとづき、社会教育施設、文化施設の両面において十分な役割を果たすため、収集・保存、調査・研究、展示・教育といった博物館の基本機能の充実をはかるよう努めます。

3.旧吉野小学校の老朽化による北町収蔵庫(旧しらかば保育園跡地)への収蔵庫移転を完了させるとともに、収蔵環境の整備に努めます。

4.博物館資料データベースの構築とインターネット上での部分公開を開始します。

5.資料のデジタル化や常設展示室の整備などに資するため、寄付金などの外部資金で構築する「博物館基金」を創設するため、関連する条例の整備を目指します。

6.資料収集方針と資料廃棄原則を明文化し、これらの基準にもとづき、一部の資料の除籍を実施します。

7.博物館活動を円滑に推進するための協力人材を養成するため、博物館活動協力者謝金を活用して人材の確保と育成に努めます。

8.ヌタベット湿原一帯の天然記念物指定へ向けた学術調査、国指定史跡オタフンベチャシや旧斉藤牧場事務所の保存活用など、文化財に関する課題解決や有効活用へ向けた取り組みに、社会教育係や北海道教育委員会などと協力して取り組みます。

9.脱カーボン宣言にもとづく町の再エネルギー政策に参画し、博物館の保有する学術データの共有化をはかり、今後のまちづくりに役立てます。

10.アイヌ施策推進法の考え方にもとづき、ラポロアイヌネイションやアイヌ民族文化財団、国立アイヌ民族博物館などと連携して、アイヌ民族の歴史や文化を発信する活動に取り組みます。

(2025年3月浦幌町立図書館・博物館協議会において採択)

2024(令和6)年度博物館運営方針と自己点検評価について

令和5年度の浦幌町立博物館運営方針が、どの程度達成できたか?またはできなかったのか?について、簡単ではありますが、自己点検評価を行ないました。

下記からPDFでダウンロードできます。

 

▶令和5年度博物館運営方針と自己点検評価について

令和5年度の浦幌町立博物館運営方針が、どの程度達成できたか?またはできなかったのか?について、簡単ではありますが、自己点検評価を行ないました。

下記からPDFでダウンロードできます。

▶令和4年度博物館運営方針と自己点検評価について

令和4年度の浦幌町立博物館運営方針が、どの程度達成できたか?またはできなかったのか?について、簡単ではありますが、自己点検評価を行ないました。

下記からPDFでダウンロードできます。

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