博物館運営方針

「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」では、博物館の基本的運営方針を策定し公表することが求められています(第三条)。

そこで当館では、毎年度に運営方針を策定しています。

2024(令和6)年度浦幌町立博物館運営方針

浦幌を中心とする東十勝や白糠丘陵一帯の歴史、文化、自然史の資料保存拠点、研究拠点、情報発信拠点として、浦幌町立博物館は次のような活動を展開します。

1.博物館法にもとづき、社会教育施設、文化施設の両面において十分な役割を果たすため、収集・保存、調査・研究、展示・教育といった博物館の基本機能の充実をはかるよう努めます。

2.旧吉野小学校の老朽化による旧しらかば保育園跡地への収蔵庫移転を最優先課題とし、円滑な移転と新収蔵庫の環境整備に努めます。

3.資料のデジタル化の推進と、デジタル化事業の外部委託化をはかります。

4.収蔵庫移転にともない、収蔵資料の状態確認をおこない、一部の資料の廃棄について検討するため、資料収集方針と資料廃棄の原則を定めます。

5.ヌタベット湿原一帯の天然記念物指定へ向けた学術調査を遂行します。

6.国指定史跡オタフンベチャシの保存活用へ向けた計画の検討に、社会教育係や北海道教育委員会と協力して取り組みます。

7.鉄道開業120周年、浦幌炭鉱閉山70年の年にあたり、関連事業の開催と関連資料の収集を重点化します。

8.博物館資料を博物館の外で活用する「まちなか展示」や「動態保存」の推進と協力体制の構築をはかります。

9.アイヌ施策推進法の考え方にもとづき、ラポロアイヌネイションやアイヌ民族文化財団と連携して、アイヌ民族の歴史や文化を発信する活動に取り組みます。

10.「国際博物館の日」や「文化財保護強調月間」「近代化遺産の日」などを軸に、全国の博物館や文化機関と連携した、多様な博物館事業を展開していきます。

(2024年2月28日開催「令和5年度第3回浦幌町立博物館協議会」にて採択)

 

▶令和5年度博物館運営方針と自己点検評価について

令和5年度の浦幌町立博物館運営方針が、どの程度達成できたか?またはできなかったのか?について、簡単ではありますが、自己点検評価を行ないました。

下記からPDFでダウンロードできます。

▶令和4年度博物館運営方針と自己点検評価について

令和4年度の浦幌町立博物館運営方針が、どの程度達成できたか?またはできなかったのか?について、簡単ではありますが、自己点検評価を行ないました。

下記からPDFでダウンロードできます。

ページ上部へ戻る