館長あいさつ

佐藤館長
佐藤亘館長(教育次長)

 浦幌町立博物館は、開町100年を記念して平成11年(1999年)に“新しい時代にふさわしい感覚を創造する”浦幌町教育文化センター『(愛称)らぽろ21』として、活力あふれた香り高い文化を追求するため、1階に図書館と博物館を併設して開設いたしました。
 このうち博物館は、私たちの郷土浦幌をより分かりやすく理解していただこうと浦幌の歴史・自然・文化などをテーマに、これまで幾度となく常設展示のリニューアルを行いながら特別企画展を行うなど、興味あふれる親しみやすいものとしています。
これまで十勝管内の皆様はもとより、全道・全国から多くの皆様にご来場いただき開館23年を迎えることができました。
 この間、全国でも珍しい博物館と図書館が併設した複合施設として、学芸員・図書館司書を中心にその特色を生かしながら連携を図り、博物館を運営してまいりました。
これまでの皆様方の博物館事業に対するご理解とご支援に心より感謝申し上げます。

 しかしながら、当博物館は、これまで博物館法に基づいた博物館ではなく、ご利用の皆様方にご迷惑をお掛けすることがありましたが、本年4月より新たに博物館法に基づく博物館として登録の上、各種事業を行うこととなりましたので、よろしくお願いいたします。
 この2年ほどの新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言期間中の閉館や再開館後の入場制限、また、博物館事業の中止など、利用者の皆様方には大変ご迷惑をおかけいたしました。1日でも早く当該感染症が収束することを願っておりますが、今後も感染防止対策を徹底しながら各種事業を展開してまいりますので、多くの皆様のご来館、ご利用、ご参加をお待ちしております。
 当博物館では、浦幌町の貴重な史跡、自然及び収蔵資料などを電子データに保存記録し、来館者がいつでも検索し利用できるよう整備を行い、浦幌町の学術資源を町内外に発信するためホームページを開設するなど、少しずつではありますが博物館施設を充実させ、浦幌町の歴史・文化・自然などを知っていただこうと考えております。
 4月から新たなスタッフにより、学芸員を中心に博物館を運営してまいりますが、今まで以上に子どもから大人、高齢者に至るまで幅広い町民の皆様はもちろんのこと、町外の多くの皆様にもご利用いただける魅力あふれる博物館を目指して、職員一同、より一層の努力を積み重ねてまいりますので、ご来館の上、ご利用、ご参加いただきますことを心よりお願い申し上げます。

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