
『長濱清蔵のアイヌ語〜十勝地方の物語』(湘南アイヌ語研究会編、藤田護・瀧口夕美・中川裕著、図書出版みぎわ)は、この春に出版された、アイヌ語による物語の聞き取りを文字起こしした本です。この本が、このたび2025年5月5日の北海道新聞で紹介されました。
長濱清蔵氏は、浦幌町愛牛に暮らしていたアイヌ民族で、十勝川の旅来渡船の渡船守をされていました。
浦幌町立博物館には、長濱氏から寄贈されたシントコやイクパスイなどのアイヌ民具が多数展示されています。浦幌に非常にゆかりのある方です。
このたび、著者の皆様から当館にも1冊ご寄贈いただきました。
そして、隣接の浦幌町立図書館でも購入し、現在「新刊コーナー」に排架されています。
閲覧可能(貸出は不可)となっております。
当館に展示の民具と併せて、ぜひご覧下さい。

コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。